Hirayama Onsen Okuyamaga Onsen Ryokan

外観はあまり新しい建物ではなくやや年期が入った様な感じの宿です。今回の客室は離れの様で、2階に上がってから連絡通路みたいな通路を進んで部屋に到着。離れと言ってもややそっかない感じの外観ですが、この離れの特徴は客室に温泉が付いている点。100%天然温泉が檜の浴槽に流れており、源泉のままなので湯温はかなり熱い。その為加水して湯温を調整する必要がある。ちなみに完全に温泉の蛇口を閉めてはいけない様です。客室に温泉が付いているので戸を開けっ放しにすると温泉の硫黄の匂いが客室内に充満する。 夜御飯は1階の座敷にて頂く事に。宿で提供される料理は口コミ通り美味しく頂ける料理でした。パッと見る限りそんなに量は多くなさそうに見えるが、実際食べるとかなりお腹は苦しくなる。 大浴場は離れから進んだ別建物になります。奥山鹿温泉旅館の湯は平山温泉の源泉が加水される事無く使われているようです。湧出温度は63度でそのままだとかなり熱いが、加水されるよりは当然いい。先ずは体を洗ってからの入浴になるのだが、この大浴場に添え付けられているシャワーの水の出具合がとても悪く、厚くすると勢いがなく、水にすると勢いがあるという最悪な環境。結局かかり湯があったので桶に湯を入れてから石鹸の泡を流す羽目に。 しかし泉質は最高に良くてヌルヌル感があって肌はスベスベになる。コレは最高に気持ちがいい。山鹿市の隣にある三加和温泉も同じようにアルカリ性の温泉でヌルヌル感がたまらないが、それとほぼ同じ泉質。特に女性にはいい温泉だと思う。口コミ通り泉質は非常にいい宿。 その後客室の温泉に入ろうとしたら、浴室の電気に反応して虫が数匹浴室に入って来ているので入る事はなく。春でも入って来るので夏場は特に虫が入るのではと思います。