3連休の中日、コロナが形の上ではあけ、どこのホテルもコロナで出た損失をひっしに取り戻そうと、とんでもない高額設定をしている中、ネットで2食付き1人11400円という良心的価格を見つけ初めて泊りました。ホームページはとてもきれいで期待大でしたが、実際には他の口コミ通り、昭和の名残が色濃く残るリゾートホテルといった感じです。特にエントランスやフロント回り、ロビーなどはその色が濃いです。泊った部屋も古いタイプの和室で、清掃やメンテナンスなど完全ではありませんでした。温泉の大浴場は別棟で、かなり遠いですが、別棟に移ったとたん、アート作品がかけられている、近代的なコンクリート作りになり、本館よりかなり後に建てられたことがうかがわれます。露天は4~5人でいっぱいの小さい湯舟でしたが、内湯は広く開放的です。このホテルで一番良かったのは食事です。夜は囲炉裏料理を歌っているだけあり、充分な量と様々な料理を堪能できました。自分でいろりで調理する楽しみもあり、楽しく食事できます。ただ、お米がパサパサで全くおいしくなく炊いた時期や水加減を間違えているのではと思わせ、それだけが残念でした。朝食も非常にバラエティに富んでおり、私的には食事は大満足でした。蓼科という季節リゾートの場所がら、宿も「勝ち組」と「負け組」がはっきり分かれるところですし、正直この宿は建物や備品のメンテナンスが行き届かない部分も多くあり、老朽化が著しい部分もありますが、この宿は「何とか頑張っている」といった感じです。宿泊料に対し、サービス、部屋、風呂、そして何よりも食事のCPを考えれば、満足が行く宿だと思います。宿泊料は高くても良いので近代的なきれいさを求める人には向きません。
번역